浅野中学校 浅野高等学校

学校長メッセージ

就任のご挨拶-更なる発展・飛躍をめざして-


 この平成22(2010)年度から校長職をお受けしました。この文章を書いている4月初め、学園の90年の歴史の中で先輩諸先生方が築き上げられた偉大な足跡を思い、大きな重圧を感じています。しかし、たとえば体育館・図書館の建築をはじめ取り組まねばならないことも、またやりたいことも多く、生徒諸君、保護者のみなさま、教職員の協力をいただきながら、学園の更なる発展、飛躍に精一杯努力したいと思います。
 ご支援をよろしくお願い申し上げます。

浅野学園校長 阿部義広

「各駅停車」「文武両道」の先を模索します。

 石橋元学校長、淡路前学校長とほぼ15年にわたって謳い続けられてきた「各駅停車」「文武両道」という本校の根幹となる特色は変わりません。浅野の教育理念はこの二つの標語に象徴されていると言っていいと思います。しかし、この言葉は浅野の特色という額縁に収まって余りに長く、言葉本来の持つ意義や躍動を失いつつあります。いわば安定に伴う停滞。90周年を迎えた今、この二つの言葉を核とした、新しい学校の行く先を、教職員、生徒諸君ともども考えていきたいと思います。具体的には、まだ私の個人的な夢ですので明言は避けますが、将来を見据え、こうありたいという学校の形に沿って、やるべきことに取り組みたいと考えています。

白い画布に向かって、君たちの色で、君たちの絵を描き上げてください。

 前の項目に書いたことは、「各駅停車」「文武両道」という本校の教育理念をやめてしまうことではありません。生徒諸君は今まで通り、色々なことに目を向け、人生に一度しかない12歳から18歳という時期に色々なことを体験してください。スポーツに汗を流し、文化祭・体育祭をはじめとする学校行事の場面場面で自分の持てる力を発揮し、文化や芸術に親しみ、読書に耽り、映画を楽しみ、時に現実から離れて異郷の地を旅して黙考する┅┅。そうしながら自分を見つめつつ自分の将来の目標を見定めてほしいと思います。浅野の6年間はいわば、入学した時に何も描かれていない白い画布に自分の色で自分の絵を描き上げることです。先生方は筆遣いや絵の構図のアドバイスはしますが、描くのは君たち自身です。絵は手先だけでなく心で描くものです。色々な物事に対して感じる心を大切にしてください。3年後にどういう絵が描き上がるのか、そして、さらに6年後の2枚目の絵はどんなものになるのか、楽しみにしています。

礼儀・優しさ・感動する心・困難に立ち向かう強さこそ浅野生

   青春という字を書いて横線の多いことのみなぜか気になる         俵   万智
   青春の口惜(くちお)しく 脱衣所のはだかの群に刺さる陽の雨       福島 泰樹
  若やいで明るくはつらつとした季節であると同時に、「横線」──困難や障害の多い、そして「口惜しく」思うようにはならない悩める季節こそ青春時代そのものであるはずです。しかし周りには友だちも先輩も、先生も、家族もいます。そんな周りの人たちを信じ、優しさ、感動するしなやかな心を常に忘れずに、そのいくつもの横線(ハードル)を乗り越えていってください。

生徒中心の、のびのびとした学校生活を基本としています。

 学校の主役は生徒です。本校では常に教職員が「生徒のために何ができるのか」「今やっていることは生徒とどう関わっているのか」を問い直しながら教育活動に取り組んでいます。また、積極的に活動しているPTAは教職員と連携をとり、様様な面から生徒諸君をバックアップする体制をとっています。さらに同窓会はもとより、卒業した保護者のみなさまが集う賛助会の存在をはじめ、内外の有形無形のサポートが、生徒の学校生活を支えています。

このページのTOPへ

Copyright (C) Asano Junior & Senior high school .All Rights Reserved.