浅野中学校 浅野高等学校

学校長メッセージ

浅野学園の発展をめざして


 体育館・図書館の建築へ向けて少しずつ動き始めました。各準備委員会がその建築理念や構想をまとめてくれ、それと予算と照らし合わせて実現の可否を考える段階です。また、私立学校の良さ、浅野の良さを具体的にアピールしてゆくために、本校の教育(授業・部活動・行事)内容を検索し、もっとはっきりと見える形で訴える方策を模索します。Slow Revolution=静かなる変革になると思いますが、浅野を少しずつ変えてまいります。生徒諸君、保護者のみなさま、教職員の協力をいただきながら、学園の更なる発展、飛躍に精一杯努力したいと思います。
 ご支援をよろしくお願い申し上げます。

浅野学園校長 阿部義広

「各駅停車」「文武両道」の先を模索します

 石橋元学校長、淡路前学校長とほぼ15年にわたって謳い続けられてきた「各駅停車」「文武両道」という本校の根幹となる特色は変わりません。浅野の教育理念はこの二つの標語に象徴されていると言っていいと思います。しかし、この言葉は浅野の特色という額縁に収まって余りに長く、言葉本来の持つ意義や躍動を失いつつあります。いわば安定に伴う停滞。今後はこの二つの言葉をより洗練させてゆくこと、この二つの言葉を核としてそこに豊かな肉付けをしてゆきます。たとえば、生徒にとっても教師にとって〈学びの場〉〈考える場〉としての学校でありたいですし、学究的・文化的な雰囲気を高めたい。そのために授業や学校行事で工夫できることを考えます。

白い画布に向かって、君たちの色で、君たちの絵を描き上げてください

 生徒諸君は色々なことに目を向け、人生に一度しかない12歳から18歳という時期に色々なことを体験してください。スポーツに汗を流し、文化祭・体育祭をはじめとする学校行事の場面場面で自分の持てる力を発揮し、文化や芸術に親しみ、読書に耽り、映画を楽しみ、時に現実から離れて異郷の地を旅して黙考する……。そうしながら自分を見つめつつ自分の将来の目標を見定めてほしいと思います。
 浅野の6年間はいわば、入学した時に何も描かれていない白い画布に自分の色で自分の絵を描き上げることです。先生方は筆遣いや絵の構図のアドバイスはしますが、描くのは君たち自身です。絵は手先だけでなく心で描くものです。色々な物事に対して感じる心を大切にしてください。3年後にどういう絵が描き上がるのか、そして、さらに6年後の2枚目の絵はどんなものになるのか、楽しみにしています。

礼儀・優しさ・感動する心・困難に立ち向かう強さこそ浅野生

   青春という字を書いて横線の多いことのみなぜか気になる         俵   万智
   青春の口惜(くちお)しく 脱衣所のはだかの群に刺さる陽の雨       福島 泰樹
  若やいで明るくはつらつとした季節であると同時に、「横線」──困難や障害の多い、そして「口惜しく」、思うようにはならない悩める季節こそ青春時代そのものであるはずです。しかし周りには友だちも先輩も、先生も、家族もいます。そんな周りの人たち信じ、優しさ、感動するしなやかな心を常に忘れずに、そのいくつもの横線(ハードル)を乗り越えていってください。そして何より〈礼節〉を忘れずに。

生徒を支える確かな体制 ─教職員・PTA・同窓会・賛助会─

 学校の主役は生徒です。本校では常に教職員が「生徒のために何ができるのか」「今やっていることは生徒とどう関わっているのか」を問い直しながら教育活動に取り組んでいます。また、積極的に活動しているPTAは教職員と連携をとり、様々な面から生徒諸君をバックアップする体制をとっています。さらに同窓会はもとより、卒業した保護者のみなさまが集う賛助会の存在をはじめ、内外の有形無形のサポートが、生徒の学校生活を支えています。

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