ブログ 東日本大震災を思いつつ新学期

東日本大震災を思いつつ新学期

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   4月7日(木)に中学・高校の入学式を、昨日8日(金)に全校始業式を了え、平成23(2011)年度が始まりました。今日は花曇り。時折雨が落ちてはきますが、今年は、今が桜の満開です。

  東日本大震災からほぼ1ヵ月。テレビや新聞での報道で知らされる被災地の甚大な被害や被災した方々の辛さや悲しさ、復興への遠く険しい道のりを思うと、常と変わらない時間の流れや花の季節の華やかさも無情に思われてきます。しかし、生徒諸君は個々人がこの大震災を真剣に受け止めてくれ、3学期の終業式の日には生徒諸君が自主的に募金活動を始めて、多くの生徒の協力が得られたと聞きましたし、始業式の生徒会長の挨拶、生徒指導部長の注意の中で、この震災を気遣う話に、全員が真面目に静かに耳を傾けておりました。

    さむいかなぼくのコートをあげようか

  4月1日の読売新聞「震災をよむ」という欄に載っていた4歳の子の句であります。上手い下手ということを超えて、素直に心揺さぶられます。

  同様に、被災者の方々の痛みや悲しみを分かち持つことはできないけれど、それに思いを致し、誠実に受け止め、この大震災がもたらし明らかにした諸問題(地震や津波対策の難しさ、計画停電により知った限られたエネルギー、原子力発電の功罪、等々)に向き合い、真剣に考えることはできるはずです。考えて考えて考え抜いてください。国の将来はまさに中学生・高校生の世代、生徒諸君の双肩にかかっています。生徒諸君にはそれをお願いして、今年度の新学期の始まりといたします。