ブログ 平成28年度 第58回関東高等学校ボクシング大会県予選会結果報告

平成28年度 第58回関東高等学校ボクシング大会県予選会結果報告

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4月10日(日)17日(日)24日(日)の3日間に渡って、関東高等学校ボクシング大会県予選会が行われ、浅野学園ボクシング部から7名の選手が出場しました。

試合結果と寸評

4/10(日)

ピン級1回戦

橿渕遼太(高一)VS 菅井信太郎選手(武相) TKO負け 3R1分6秒

橿渕はこの試合が高校デビュー戦。中学では2勝を挙げていたが、初の高校生相手に、なかなか思うように力を発揮できなかった。特に接近した間合いで腰が浮く悪い癖がでてしまい、力のこもったパンチが打てなかった。パンチを返したり、懐に飛びこんだりするタイミングは良いものがあるので、これから実戦慣れしてくれば楽しみである。

フライ級1回戦

田島義基(高二)VS 桑満隆生選手(慶應義塾) 3対0のポイント負け

相手は慶應の3年生でキレのいい動きをするサウスポーの選手。お互いスキをうかがって積極的に仕掛ける展開になるが、中間距離での攻防で、やや田島に分が悪かった。また接近戦でも、相手の圧力に押し負けて態勢を崩され、有利な状況を作れない場面が目立った。3ラウンド目の後半にやっと田島らしい攻めが見られ、田島がペースを握ったが、判定は桑満に。しかし3ラウンド目の最後まで気持ちを切らさず、ハードに動いて手を出し続けることができたのは、日ごろの練習の賜物だと思う。課題を克服して、インターハイ予選ではリベンジを期したい。

バンタム級A1回戦

高木幹(高一)VS 大庭翔太選手(武相) 3対0のポイント負け

高木はこの試合がデビュー戦。相手は武相の3年生だったが、持ち前のフットワークを活かして相手につかまることはなかった。しかし、実戦の緊張からか、腰の入ったパンチをきちんと打つことができず、強いパンチで相手を脅かして流れをこちらに引き寄せることはできなかった。ただ、初めての実戦としては経験を積んだという点で意味があったと思う。これから経験を積み重ねて、力を発揮できるようになってほしい。

ライト級B1回戦

田中雄也(高三)VS 佐々木悠良選手(横浜総合) 3対0のポイント勝ち

1ラウンド目にいきなり空いた間合いからワンツーをもらい、そこから相手にペースを握られ、1ラウンド目は相手に奪われた。しかし2ラウンド目から気持ちを切り替えて怒濤の攻めを見せた。結果、2,3ラウンドは明確にポイントを取り、逆転勝ち。気持ちを切らさずに、2ラウンド以降きちんと自分のボクシングをできたところに、3年生、キャプテンとしての意地を感じた。また、課題であった、攻めどころできちんと手数を出して攻めきる動きも、出来ていた。成長を感じた試合でした。

ライト級A準決勝

倉地澄人(高二)VS 堀田淳也(武相) 2対1の判定勝ち

高校2年生同士の対決だったが、倉地が経験の差を活かして勝利をつかんだ。3ラウンド目の最後まで気持ちとスタミナを切らさず、パンチを出し続ける姿勢はさすが。序盤は多少かたいものの、だいぶ力を抜いて実戦を戦えるようになってきた。

4/17(日)

バンタム級A準決勝

星野拓己(高一)VS 笠島悠平選手(武相) 2対1の判定勝ち

相手は武相の3年生。前に前にと出てくるファイタータイプのしぶとい選手。対する星野は高校デビュー戦だった。中間距離から接近した間合いで、星野のパンチも当たるが、相手のパンチももらう。星野としては横に横にと回っていきたいところだが、さすがにそうやすやすとは回らせてもらえず、両者一歩も引かぬ展開になった。とにかくしぶとい笠島選手相手に星野も最終ラウンドの最後まで気力でパンチを出し続けた。判定は2対1で星野に。最後までどちらに転ぶか分からない好試合だった。デビュー戦でこれだけの試合をして、しかも勝ちにつながったことはこれからのよい経験になったと思う。

ライト級B準決勝

田中雄也(高三)VS 倉地澄人(高二) 3対0の判定で倉地の勝ち

浅野同士の対決。顧問の目からはどちらかというと、田中の方が練習に近い動きができていて、良かったように感じた。また、勝負どころですかざず前に出て、ヒットを奪いに行く姿勢も田中の方が積極的で、よくできていた。倉地もしぶとくパンチを出して応戦。実際、どちらが勝ちになるかわからないもつれた内容だった。結果、判定は倉地に。両者ともに力を出し尽くしたよい試合だったと思います。

4/24(日)

バンタム級A決勝

星野拓己(高一)VS 三輪裕之選手(鎌倉学園) 3対0の判定負け

相手は国体関ブロや関東選抜にも出場している3年生の選手。1ラウンド目、三輪の得意パンチである左ボディを織り交ぜたコンビネーションがいい感じに当たる。まだまだ高校生としては非力な星野とのパワーの差もあって近い距離での攻防は相手に分があった。そんななか、星野も必死にパンチを繰り出して応戦。最後の最後まで気持ちを切らすことなくパンチを出してがんばった。が、力及ばず判定では三輪の手が上がった。しかし、最後まで諦めずに手を出し続けた点は立派。これからにつながる試合だったと思う。

ライト級B決勝

倉地澄人(高二)VS 貫洞晴輝選手(光陵) 2対1の判定勝ち

1ラウンド目は接近戦を得意とする貫洞の距離で、貫洞がタイミングのよいボディなどを出してくる一方、倉地の手数が少なく、貫洞にポイントを奪われた。2ラウンド目以降、待ちの姿勢にならず積極的にジャブを当てにいくようにしてペースをつかむ。相手とくっつかずに倉地の距離で試合が展開できるようになり、倉地の手数も増えた。倉地はいつも通り、最後まで気持ちを切らさずに手を出し続ける。判定は倉地についたが、どちらに勝ちがついてもおかしくないきわどい試合だった。この勝利で倉地は関東大会出場を勝ち取った。

ライトウェルター級決勝

松村和弥(高一)VS 山田陽一?選手(武相) 2対1の判定負け

松村は高校デビュー戦。相手は武相の高校3年生。1ラウンド目から本来アウトボクシングを得意とする山田選手が前に出てくる。松村は高校デビュー戦で緊張があったのか、本来の動きができず、いつもならもらわないパンチをもらってしまったり、パンチをまとめたい場面でも適切な距離でパンチを打てず詰まってしまう場面もあった。しかし、そんななかでも持ち前の気持ちの強さとパンチ力で後半に向けて盛り返し、3ラウンド目は松村が優勢だった。結果は3対0のポイント負けだったが、強豪武相の高3相手にデビュー戦でこの試合内容は立派。これからの可能性を感じさせる試合だった。

試合結果(入賞者のみ)

倉地澄人 ライト級B 優勝

星野拓己 バンタム級A 準優勝

田中雄也 ライト級B 3位入賞

今大会の結果から、倉地と松村は6/3(金)から千葉県にて開催される関東大会への出場が決まりました。

これからも一層精進して参りたいと思います。 今後とも応援よろしくお願いいたします。

また、お世話になった皆様ありがとうございました。

(文責 顧問)