ブログ 平成28年度 全国高等学校総合体育大会ボクシング競技大会県予選会結果報告

平成28年度 全国高等学校総合体育大会ボクシング競技大会県予選会結果報告

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6月11日(土)12日(日)13日(月)18日(土)19日(日)の5日間にわたって、全国高等学校総合体育大会ボクシング競技大会県予選会(インターハイ県予選)が行われ、本校ボクシング部から7名の選手が出場しました。


試合結果と寸評


6/11(土)


バンタム級1回戦

星野拓己(高一)VS 篠崎雄大選手(大和西高校) 2対1のポイント勝ち

関東大会で経験を積み、試合でも落ち着いて実力を出せるようになってきた。危なげない試合で1回戦を突破した。


バンタム級1回戦

高木幹(高一)VS 平塚悟樹選手(みなと総合高校) 3対0のポイント負け

フットワークがよく、安定したアウトボクシングを展開できる高木だが、パンチの弱さが弱点。今回自分の距離で試合を展開していながら、パンチ力の差に泣いた。強いパンチが打てるようになれば、もっと勝ち星をあげられるはず。パンチ力強化を意識して練習に取り組んでいこう。


ライトウェルター級1回戦

松村和弥(高一)VS 茂木勝海選手(横浜サイエンスフロンティア高校)TKO勝ち2R38秒

1ラウンド目に固さが見られたが、2ラウンド目からは本来の動きに。TKOで危なげなく1回戦の勝利を飾った。


6/12(日)


フライ級2回戦

田島義基(高二)VS 中谷太一選手(みなと総合高校) 3対0のポイント勝ち

田島の得意とする間合いからのジャブやストレートがよく当たり、田島ペースで試合を組み立てることができた。このところ間合いが近くなりすぎることが課題だったが、いい距離がつかめてきた。2ラウンド目からは接近戦でのアッパーも決まりだし、ダウンに近いあたりもあった。このところ結果が出ず苦しんできたが、ようやく上向いてきた。これからの飛躍に期待のできる試合だった。


ライト級2回戦

田中雄也(高三)VS 川村航輝選手(慶應高校) 3対0のポイント負け

1ラウンド目序盤、いきなり田中のよけてからの攻撃がヒットし、田中のペースに。1ラウンド目は中間距離の攻防では田中に分があったか。2ラウンド目に相手の川村選手も負けじと手を出す。接近戦では田中の手数がやや減り、押し込まれる場面があった。勝負の3ラウンド目、お互いに譲らない攻防が続く。ラストの30秒では田中は一歩も後ろに引かず、前へ前へと出て、手を出し続ける。まさに田中の一番の持ち味を最後まで気力で出し続けた。拮抗した試合だったが、判定は川村選手に。ただ、最後まであきらめず手を出し続けた姿勢はキャプテンにふさわしい試合ぶりだった。よくがんばりました。


ライト級2回戦

倉地澄人(高二)VS 成田智哉選手(鎌倉学園高校) 2対1のポイント勝ち

ストレートの間合いを得意とする倉地と、それより接近した間合いを得意とする成田との試合。倉地は遠めの間合いのジャブからワンツーの返しの3発目までをよく当てるが、相手の返しのパンチももらっていた。ただ、優勢なのは倉地か。倉地は金曜日まで研修旅行(修学旅行)でスタミナ面で不安があったが、3ラウンド目後半、ヘロヘロになりながらもよく手を出してがんばった。


6/13(月)


ライト級3回戦

倉地澄人(高二)VS 大縄海聖選手(慶應高校) 3対0のポイント負け

相手はアウトボクシングで鋭い左ストレートを武器とする選手。1ラウンド目序盤、お互いに探り合いが続き、なかなか手が出ない。そんななか、相手の左ストレートが倉地をとらえる瞬間があった。2ラウンド目からは倉地も反撃。相手の左のあとのカウンターが当たり始める。そこをきっかけにさらにパンチをつなげて攻勢をアピールしたかったが、なかなかその後の一歩がでない。3ラウンド目最後まで、息詰まるような両者一歩も引かない攻防が続いた。結果、判定は大縄選手に。ただ、今までになく、きちんとパンチを見て落ち着いてボクシングができていたところに、成長を感じました。あとはパンチを当てた後の追撃に磨きをかけてほしい。しかし、研修旅行(修学旅行)後の悪コンディションのなか、連戦をよく戦った。


6/18(土)


フライ級準決勝

田島義基(高二)VS 安住重信選手(慶應高校) 3対0のポイント勝ち

1ラウンド目、なかなかリズムをつかめずに、明確な有効打のないままラウンドを終える。が、2ラウンド目、やっとリズムをつかみ始めた田島のパンチがヒット。そこから完全にペースを握った。このところなかなか結果を残せず、悔しい試合が続いたが、ようやく本来のリズムを取り戻してきた。中間距離での攻防でも田島の左が当たるようになってきた。次戦での松本選手との試合が楽しみな試合内容だった。


バンタム級準決勝

星野拓己(高一)VS 渡来美響選手(武相高校) 3対0のポイント負け

相手の渡来選手は全国トップレベルの強豪選手。華麗なフットワークと早くて重いジャブでなかなか相手を寄せ付けないアウトボクサー。そんな強豪選手を相手に、決定的な一打をもらうことなく3ラウンド最後までひるむことなく戦った。相手は早くて重いジャブや威力のある左フック、右ストレートなどを繰り出しながら、うまく距離をとって、なかなか星野の距離にはさせてくれない。しかしそんななか、いいタイミングでの右ストレートのカウンターなども随所でヒットさせ、気持ちを見せた試合だったと思う。威力あるパンチを持つ相手との攻防はプレッシャーや恐怖心との戦いだったと思うが、よくがんばった。今後のためのよい経験になったと思う。


ライトウェルター級準決勝

松村和弥(高一)VS 山田陽一?選手(武相高校) 2対1のポイント負け

相手は先の関東大会で優勝した武相の高校3年生。アウトボクシングを得意とする実力者相手に松村は1ラウンド目の最初、積極的に前に出た。その後も相手のジャブをきちんとパーリングし、相手が出て来たところに返しの右のカウンターをヒットさせ、互角以上の戦いを展開する。2ラウンド目の中盤でやや棒立ちになり、相手のパンチをまとめて受ける場面があったが、その他は五分かそれ以上の展開だった。3ラウンド目、スタミナが切れてきたか、手数が減り、相手ペースに。ただ、前に出る気持ちだけは最後まで切らさずにがんばった。判定の結果は2対1で山田選手に。やはり、3ラウンド目が明暗を分けた。3ラウンドの最後まで手を出し続けることができるようなスタミナをつけるべく、練習に励んでほしい。しかし高1のこの段階でこの試合内容は立派だった。


6/19(日)


ピン級決勝

橿渕遼太(高一)VS 西野信太郎選手(横浜高校) TKO負け 1R1分11秒

パンチを打つタイミングがよく、センスのある橿渕だが、高校に入ってからの実戦では接近した距離で腰が浮いてしまい、なかなか力の入った有効打が打てず苦しんでいた。今回序盤からパンチの応酬ではパンチを怖がって腰を浮かすこともなく、よく相手のパンチを見て応戦し、ヒットも奪った。が、相手の方が中間距離での打ち合いでは一枚上手だった。パンチの応酬から相手の狙いすました右ストレートがあごに入ってしまい、膝をついてダウンをとられ、そこでストップ。成長を感じられただけにもう少し見たかったが、膝をついてのダウンではストップはやむを得ない。成長が見えただけにこれからさらなる飛躍を期待したい。


フライ級決勝

田島義基(高二)VS 松本圭佑選手(みなと総合高校) TKO負け 3R27秒

相手は全国選抜優勝選手。全国チャンピオンを相手に田島らしいボクシングが出来たと思う。が、お互いにパンチの届く距離での打ち合いや、接近戦などではさすがのうまさを見せられた。結果はTKOで敗れたが、気持ちでは一歩も引くことはなく、これからのいい経験になったと思う。これからは、パンチの応酬において、しっかりと相手のパンチを見て、狙いすましてパンチを繰り出せるようになるとよい。この経験を活かして、課題を持って練習に取り組み、秋の新人戦では結果を出していきたい。


大会結果(入賞者のみ)

田島義基 フライ級 準優勝
星野拓己 バンタム級 第3位
松村和弥 ライトウェルター級 第3位


なお、高三の田中はこの大会をもって引退となりました。一年間、ただ一人の最高学年でしたが、黙々と厳しい練習に取り組むその背中で、部長として部員たちを立派に引っ張ってくれました。ありがとう。

これからは倉地部長、田島副部長という新体制で、まずは秋の新人戦に向けてがんばっていきたいと思います。
これからも一層精進して参ります。
今後とも応援よろしくお願いいたします。

また、お世話になった皆様ありがとうございました。

(文責 顧問)