ブログ 教養講座 芸術の秋?【ゴッホとゴーギャン展】鑑賞

教養講座 芸術の秋?【ゴッホとゴーギャン展】鑑賞

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今年は秋らしさがなかなか感じられない年のようですが、秋といえば「芸術の秋」。
ということで、今回の教養講座は、上野の東京都美術館で開催されている
「ゴッホとゴーギャン展」の鑑賞となりました。

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あまりに有名な画家ですが、意外とゴッホの「ひまわり」以外の絵画は、知らないのではないかと思われます。
しかも、ゴーギャンの絵画をすぐに想起できる人は、多くはないかもしれません。
実は、この二人はほぼ同時代を生きていて、何と一時期、共同生活もしているという関係でした。
その二人を比較しながら鑑賞できるという、きわめてユニークで、とても贅沢な特別展に、今回、中3と高1の生徒たちが参加してくれました。
鑑賞前に事前の準備として、美術家の永浦教諭によるゴッホとゴーギャンに関するレクチャーが行われました。
このレクチャーにより、ただ美術館に行くだけではなく、見所や見るべきポイント、制作の背景などをおさえたうえでの鑑賞となったことが、とても有意義な講座となったようです。

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しかも、今回、永浦教諭のはからいにより、東京都美術館の隣にある東京芸術大学の仏教美術の研究室や工房を見学することもできました。
この研究室では、平安時代から江戸時代までの仏像の修理や模刻などが、何人もの学生やスタッフによって行われています。
私たちは助手の小島さんから、各時代の仏像の造形的特徴を詳しく説明していただいた後に、実際に学生やスタッフが修復や模刻を行っている現場を見学しました。

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初めて見る芸大生の模刻作品や技法・材料に生徒たちの目は釘づけでした。本物の仏像を間近に見たり、触ったりすることもでき、普段の美術館や博物館では体験することのできない貴重な機会となりました。
生徒たちの質問に丁寧に答えていただいた助手の小島さんをはじめ、保存修復科の皆様に心より感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。
これを機に、各地で行われている美術展にも、ぜひ足を運んでみてください。
文責: 教養講座担当