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Oxford研修:連載第6回

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《Oxford研修:連載第6回》

 Oxford研修のすべての行程を修了し、日本に帰ってきました。帰国の途に着く前日に、2週間取り組んできたプロジェクト・ワークのまとめとして、各チームの最終プレゼンテーションが行われました。ここまで来るのに各生徒はコンパニオン(オックスフォード大やケンブリッジ大の大学生や大学院生で、生徒5人から7人に対し1人ついて、研修中の平日午後毎日レクチャーやアドバイスを行います)と共に熱心に取り組んできました。生徒の声を掲載します。 

自分たちはコンパニオンのハリー(天才)の助けを借りながらプレゼン作りに勤しんでおります。ハリーの英語はとんでもなく速いので、プロジェクトワークの時間だけで頭の疲労度が凄いんですよ。なんとか追い縋って理解しようとしてます。どうやら他の班よりも抽象度の高いことをやっているようなので(本当?)、上手く噛み砕いて説明出来るのか不安ではあります。プレゼンまであとわずかですが、全力を尽くしてみます!

 さて、プレゼンテーションの優勝を勝ち取ったのは、"Multicultural Britain(多文化国家イギリス)"をテーマにした"Souichiro United"(多文化主義2)チームでした!"Push Factor(移民となる人が国外に出ていく要因)"と"Pull Factor(移民がイギリスを選ぶ要因)"を中心に、歴史を紐解いて具体的かつ丁寧に発表しました。結論部分で"To make the world a better place"という視点を打ち出せたことが審査員である現地校の先生方の高評価を得ました。優勝チームとそのコンパニオン(ケンブリッジ大学!の学生)にオックスフォード大学のTシャツをプレゼントしています。

 2位は、"Literature of Oxford"と題して、主に『ハリーポッター』世界とイングランド文化との比較を、教育、文化、差別の側面から発表した文学チームがランクされました。(上記の2チームは、浅野の文化祭でも発表予定です。)

 他のチームのテーマは以下の通りです。どのチームの発表も興味深く、順位付けは難航していました。

"The history of Oxford" 

なぜオックスフォード大学がイギリスの社会や政府に対して大きな力を持つようになったかを発表した歴史チーム。

"Multi-culturalism" 

テロリズム、移民、Brexit(EUからのイギリス脱退)を中心に多文化主義を論じた多文化1チーム。

"Immigrants and Cultural diversity(移民と多文化主義)" 

イギリスの歴史的背景・政策、オックスフォードの状況や日本との比較を行った多文化主義3チーム。

"Architecture(建築)" 

オックスフォード市内を実際回って調べ学習していた芸術チームは、なぜ石造りなのか、そして建築の歴史、特徴、また、なぜその建築様式ががその時代に選ばれたのか、について発表しました。

 

 研修全体を振り返って、一人の研修に参加した生徒の文章を紹介します。

学校ではオックスフォードの歴史や建築について勉強していますが、日本で学んだ世界史の知識と結びつくことも多くて面白いです。それに先生が非常に分かりやすく説明してくれるので、英語の授業でもきちんと理解できます。

懸念していた英語も思っていた以上に通じていて、現地の人々とも普通にコミュニケーションがとれています。日本にいる時は「英語って嫌だなぁ」なんて思っていても、自分の言いたいことが現地の人に通じるとやっぱり嬉しいですね。それにホストファミリーもすごく優しいです。自分のやりたいことをさせてくれるので、非常に落ち着いて過ごせます。不味いと聞いていた料理も普通に美味しくて安心しています。こういうのは実際に体験してみないと分かりませんからね...

 彼の書いてくれたことが、この研修の意義の大きな部分を要約しています。既習事項を基盤に、現実感を伴って知識を深め、新しい視野を獲得していくというプロセスは、これからの人生の指針になっていくでしょう。

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(文責:引率杉浦)