ブログ オックスフォード研修・週末休暇

オックスフォード研修・週末休暇

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《Oxford研修:連載第3回》

早いもので,今年度の研修も折り返しとなりました。

8月19日(土)と20日(日)はカレッジでの研修がお休みとなるため,小旅行に出かけました。

 

<8月19日(土)>

ロンドン&グリニッジへ全員で出かけました。

欧州テロ増加の懸念もあり,ロンドンは大英博物館の入場観光以外は車窓観光をメインに構成しています。グリニッジは世界標準時の街で,長らく活躍した旧天文台や国立海洋博物館などを自由散策しました。旧天文台では,東半球と西半球の基準となる0度の経線(本初子午線)を跨ぎながらの記念撮影に熱が入ります*。

*測量基準の発達により,現在の正しい本初子午線は天文台の中にあるラインよりも東に130m程ずれたところを通ります。ただ,その地点に記念碑などは何もないため,ここで記念撮影をするのが通例です。

グリニッジ旧天文台の対岸にはロンドンのドックランズが見えます。かつては物流の中心として栄えた河港都市でしたが,世界的な物流増加に伴う港湾拡張やコンテナ船への対応が困難だったため地位が低下し,再開発によって職住一致型の高級高層建築街になりました。今でも建設ラッシュが続いています。

 

<8月20日(日)>

4つのコースから各自任意で選択しました。

(1)現地ツアーに参加し,イングランドを離れてウェールズへ入国し,カーディフを散策。

(2)現地ツアーに参加し,バース&ストーンヘンジを散策。

(3)鉄道でバースへ。

(4)オックスフォード市内散策。

私は(1)へ同行しましたので,そちらをご紹介します。

イギリスは正式国名を「グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国」と称し,「イングランド」「スコットランド」「ウェールズ」「北アイルランド」という4つの王国の連邦国家(複合国家)です。

イングランドから出国してウェールズへ入国するため国旗が変わります(ピンバッジの写真:左がウェールズ旗,右がイングランド旗)。連邦国家内の越境とはいえ,陸路で国境越えをする貴重な体験をしました。カーディフはウェールズ王国の首都であり,至るところにウェールズ旗が掲げられています(イングランド内では,イングランド旗よりもユニオンジャックのほうが目立つ)。

さらに,ウェールズには古代ヨーロッパのケルト系民族が多く,英語が堪能な人でも独自のウェールズ語は全くといっていいほど理解できません(単語一つ一つが長く,ニュージーランド原住民のマオリ語に続き,世界で2番目に単語の長い言語だそうです)。街中の看板等にはたいてい英語とウェールズ語が併記されていますが,文化の違いを実感できます。

日曜なので休業日のお店も多いのですが,何軒かのカフェでは「CAWL」というウェールズ料理(ラムと野菜の煮込み料理)を食べられます。この地域は羊が多く,羊料理が伝統的に食されているということでした。

なかなかコアなツアーで,まだまだ背景知識の少ない生徒にはつらい旅だったかもしれませんが,いつの日か,貴重な経験ができたことを実感してもらえれば嬉しく思います。

(研修引率教員:工藤)

 

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