ブログ 平成29年度 神奈川県高等学校ボクシング新人大会および関東アンダージュニア県予選会結果報告

平成29年度 神奈川県高等学校ボクシング新人大会および関東アンダージュニア県予選会結果報告

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10月29日(日)11月3日(金祝)5日(日)12日(日)の4日間にわたって、関東アンダージュニア県予選会および神奈川県高等学校ボクシング新人大会が行われ、本校ボクシング部から7名の選手が出場しました。


試合結果と寸評


10/29(日)


関東アンダージュニア県予選会
48?級1回戦

栗原颯太(中3) VS 片淵龍太選手(KG大和ジム) RSC負け2R1分11秒

相手は以前対戦してRSC負けを喫した選手。今回雪辱を果たしたいところ。栗原は前回よりも前に出る姿勢を示して善戦した。特に2ラウンド目のはじめは積極的に自分から攻撃を仕掛けて優位な時間帯を作った。今回もRSC負けを喫し雪辱はならなかったが、実戦経験を積み、着実によくなっている。来年度は高校デビュー戦となる。そこを目標にがんばっていこう。

11/3(金祝)


高校新人戦
バンタム級 1回戦

吉見武久(高二) VS 釜谷晃一郎選手(武相) 3対0のポイント勝ち

実戦で力が入りすぎてしまうのと、後ろに下がってしまうのが課題だった吉見だが、今までより力の抜けた感じで鋭いパンチを繰り出し、序盤を優勢に進めた。相手の入りぎわにもきちんとパンチを合わせて1ラウンド目は吉見のラウンド。ただ、2ラウンド目から少し動きが鈍り、ずるずると後ろに下がってしまう動きも見られた。1ラウンド目の動きを3ラウンドの間続けられるようになれば安定して実力を発揮できるようになるはず。スタミナをつけるのはもちろんだが、実戦慣れして今一歩力が抜けてくるとよい。一戦一戦を糧にがんばってほしい。


バンタム級 1回戦

橿淵遼太(高二) VS 和田暉元選手(横浜総合)RSC-I負け2R1分31秒

長身でリーチのある和田選手相手にいいタイミングでパンチを繰り出し、ヒットを奪い、ヒット数では1ラウンド目は互角といえる展開。ただ、ヒットさせた後の追撃や、なんとしてでもヒットを奪ってやろうという気迫に乏しくジャッジに対してのアピールはいささか弱いかと思われた。ただ流れ次第で十分勝ちを狙えると思った2ラウンド目の途中、相手にもらったパンチで鼻血が止まらず、RSC-I負けとなってしまった。自分のボクシングが十分通用することはわかったと思うので、パンチから目を切らず、自信を持って試合することが大切。そうすれば見栄えも変わってくる。強い気持ちを持ってやっていこう。

11/5(日)


高校新人戦
フライ級 準決勝

米山太葵(高二) VS 飯田竜斗選手(武相) 3対0のポイント勝ち

序盤は距離を取り過ぎてうまく距離があわずになかなか有効打が奪えなかった。1ラウンド中盤から徐々に距離があってきて、パンチが当たるようになったが、ヒットを奪ったその後の追撃がなく、明確なポイントが奪えない。中間距離で相手のパンチから目を切って被弾する場面もあった。2ラウンド目以降も米山はなかなか明確なポイントを奪えなかったが、3ラウンド目終盤に向けては何とかポイントを奪おうと手数を出す気持ちが見えた。結果はフルマークでの判定だったが、判定よりは厳しい試合内容だったと思う。しっかりパンチを見て自信を持って対応すれば、もっと優位に試合を進められるはず。そもそも卓越したセンスをもっているので、練習や実戦を通じてそういった点を身につけていってもらいたい。


バンタム級 準決勝

吉見武久(高二) VS 長田浩太選手(横浜サイエンスフロンティア) 3対0のポイント勝ち

相手は長身でリーチの長い選手。序盤、吉見は飛び込んでのワンツーを狙ったがなかなか距離が合わずに届かず、逆に相手のパンチをもらう場面が目立った。そこから落ち着いて自分の展開に持ち込みたかったが、鼻のけがの影響もあり、自分の得意距離で連打する場面が作れず、くっついてごちゃごちゃしてしまう時間帯が目立った。しかしながら、何とか勝ちたいという思いで力のこもったパンチを打とうという気持ちは見え、それが評価されたのか、判定を呼び込んだ。だいぶ落ち着いて試合ができるようになってきたと思ったが、今日はそれがかなわず、終始いい距離でパンチを出すことはできなかった。パンチのスピードと威力は申し分ないので、落ち着いてそれを発揮できるようにしていくとよい。


ライト級 準決勝

松村和弥(高二) VS 磯貝夏斗選手(横浜サイエンスフロンティア) 3対0のポイント勝ち

相手は強打を持ち味とするインファイター。序盤、松村は少し腰を引いている感じもあったが、きちんとパンチを見て相手に対応することができた。ただ、1、2ラウンド目は的確にヒットは奪ったが、手数は少なかった。3ラウンド目は積極的に動きながら手を出し続け、明確にポイントを奪った。相手の得意な中間距離からの接近戦でも松村が相手を圧倒していた。この感じを忘れずにやっていこう。1ラウンド目は相手にポイントをつけたジャッジもいる。手数が少ないとジャッジに100パーセントの支持が得られない場合がある。3ラウンド目のように手数と運動量で相手を常に上回るボクシングをしないと、県外大会など高いレベルでは通用しない。そこを目指してやっていこう。

11/12(日)


高校新人戦
フライ級 決勝

米山太葵(高二) VS 清田直選手(鎌倉学園) 3対0のポイント勝ち

相手は鎌学の2年生。今まで何度も手をあわせてきた選手。米山の方がキャリアは長いが、実力は拮抗してきている。1ラウンド目序盤、米山がタイミングよくパンチを出し、明確なヒットを奪う場面が目立ち、ダウンまで奪った。これで試合の流れを作ることができた。また2ラウンド目の序盤などは相手のパンチをよく見て対応し、タイミングよく手数も出ていた。あの感じで全ラウンドできるとよい。やっと感覚をつかんできたのだと思う。その後は相手のパンチをもらう場面もあったが、米山も必死でパンチを出して五分に持ち込むような展開で勝利をつかんだ。気持ちも感じられた。課題としてはやはり近距離。くっついて休んでいる時間帯が後半に目立った。そこできちんとやれないと県外大会では通用しない。このあたり、関東選抜に向けてスタミナ面も含めて克服していこう。ただ、相手をきちんと見て対応するということに関して進歩があったと思う。


バンタム級 決勝

吉見武久(高二) VS 和田暉元選手(横浜総合) WO負け

ケガのため欠場し、WO負けとなった。


ライト級 決勝

松村和弥(高二) VS 久野智輝選手(慶應) 3対0のポイント勝ち

相手はサウスポーのアウトボクサー。いかに相手の距離にさせず自分のペースで試合を進めるかがカギとなると思われたが、序盤から松村が積極的に攻めて自分のペースに持ち込み試合を支配した。前戦と違って1ラウンド目から積極的に動いて手数を出すことができた。試合にも慣れてやっと実力を発揮できるようになってきた。ただ、頭を下げる相手に対してはもっと(動かない)ボディを攻めていくとよい。どうしても攻撃が上に偏りがちだった。また、接近戦では相手を押す感じで距離をつぶしてしまっていたが、もう少し相手を押さずに距離をしっかりつくって、近距離でもポイントをとっていきたい。このあたりに気をつけて関東選抜に向けてやっていこう。


ミドル級 決勝

金古悠希(高二) VS 与儀恵斗選手(横浜総合) RSC勝ち1R1分4秒

相手は近距離を得意とするタイプと思われたが、序盤で接近戦に巻き込まれてがちゃがちゃしてしまった時間帯があった。一回ダウンをとってから落ち着き、きちんと距離をとりながら相手を見て対応できるようになった。落ち着いてもう一度ダウンを取って、1ラウンドでRSC勝ちを決めた。打ち合いの中でしっかり相手を見て攻防する感覚はこの試合を通してまた少しつかめたと思う。中間距離において打ち終わりに少しガードが下がるので、そこをきちんと修正するとよい。また、もっと上下にパンチを散らしていくとクリーンヒットを楽に奪えると思う。関東選抜で勝ち抜けるようにこの辺りを課題にやっていこう。


大会結果  

入賞者

米山太葵   フライ級 優勝
松村和弥   ライト級 優勝
竹ノ内尊行  ウェルター級 第1位(認定)
金古悠希   ミドル級 優勝
吉見武久   バンタム級 第2位


学校対抗の部

優勝(30ポイント)


今大会では8階級中4階級を制し(1名は認定)、学校対抗の部でも優勝することができました。この4名と準優勝の吉見は1月に千葉県で行われる関東選抜大会に出場します。
関東選抜で勝ち抜けるように、今後も一層練習に励んで参ります。

皆さま今後とも応援よろしくお願いいたします。
また、お世話になった皆さま、ありがとうございました。

(文責 顧問)