ブログ 中1英語 多読のすゝめ

中1英語 多読のすゝめ

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ふと気づくと、4月に入学した生徒も定期考査を迎えようとしています。授業が始まったばかりの頃は、アルファベットの書き方や、appleやboat等の発音の仕方を学んでいたのですが、今では英語で自己紹介をする練習を授業で行うようにまでなってきました。

 今回は、そんな中学1年生の、授業で行っている多読についてご紹介します。

 本からたくさんの表現を知り、表現のストックを増やすことを目的として、現在中1の英語Bの授業(浅野では英語の授業は英語Aと英語Bの2つに分かれています)で、多読の指導を行っています。

 図書館で保管している多読用図書を授業の際に教室に運び、帯活動の一環として、多読を行っています。教室には下の写真のようにラックに本を乗せて運んでいます。

多読 ラック.jpg

授業前に本を一冊取り、授業中に本を読むという形式を取っていますが、ラックが届く前から教室の入り口付近で待っている生徒もおり、ラックが到着するやいなや本を取りに来る生徒が殺到しています。

多読 授業前の風景.jpg

授業の最初のたった3分だけではありますが、みんな静かに本を読み、「どのような表現が使われているのか」、「その表現がどのような意味なのか」、そして「手に取った本の物語はどういったものなのか」を考えながら、一人一人が黙々と読んでいます。

多読 授業での様子.jpg

 通常授業で扱っている、日本で作成された教材とは異なり、多読用の教材は文法や語彙が体系立っているわけではありません。そこが多読の難しいところでもあり、そして面白いところでもあります。多読を通して、英語らしい英語表現を知ることができるのは、生徒にとっても大いに糧となるでしょう。

現在、Oxford Reading Tree(Stage 1からStage 9まであり、数字が大きくなると難しくなっていきます)という多読用の教材を使用しており、多読の活動が始まり早2週間が経ちました。最初はStage 1を読んでいた生徒も、今ではStage 3を読んでいることも珍しくありません。

 多読を続けることで、「英語らしい表現を知ることができる」、「英文を読むことに対する抵抗が減る」、「知らない英語の表現を推測しながら読めるようになる」といった利点がたくさんあります。一回の授業で3分間しかない多読の時間で、本を2冊3冊と読む生徒の姿も見られるので、英文を読むハードルは少し下がっているようにも思えます。

 今はまだ、多読用の教材を読むことが中心になっており、まだまだ勉強といった色合いが強いですが、英文を読むことに慣れてくると、少しずつ"Daily of a Wimpy Kid"のような、アメリカの子供も大人にも愛される本も読めるようになっていき、英語ででも本を読む楽しさを経験してもらえることでしょう。

中学1年生の今後の英語学習の足掛かりになってくれればと思っています。

[文責:中学1年生 英語B担当者]