ブログ 平成30年度 第72回全国高等学校ボクシング大会県予選会結果報告

平成30年度 第72回全国高等学校ボクシング大会県予選会結果報告

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6月9日(土)10日(日)16日(土)17日(日)の4日間にわたって、全国高等学校ボクシング大会県予選会(インターハイ予選)が行われ、本校ボクシング部から5名の選手が出場しました。

試合結果と寸評

6/9(土)

ライト級 1回戦

恩田佳明(高一) VS 花島寿貴選手(慶應) 2対1のポイント勝ち

恩田はこの試合がデビュー戦。相手は慶應の3年生だった。恩田は序盤から積極的に攻めるも、相手の強烈なフックなどをもらってなかなかペースを奪えない。しかし、粘り強く手を出して前に出る恩田に次第に花島選手も粘り負けして、手数が少なくなっていく。2ラウンド目の途中あたりから、恩田の手数とヒットが勝ったか。3ラウンド目の終盤も必死に手を出して前に出てがんばった。これからにつながる勝利。今後もこの調子でがんばってほしい。

6/10(日)

フライ級 2回戦

米山太葵(高三) VS 李ほんぜ選手(慶應) RSC勝ち 2R1分51秒

立ち上がりがよくないことの多い米山だったが、この試合では序盤から動きもよく、相手の動きをよく見て有効打を奪った。積極的に手を出してくる相手だけに、守勢に回る展開が不安だったが、米山のペースで試合を進め、1ラウンド目に続き、2ラウンド目途中にもワンツーできれいなダウンを奪ってのRSC勝ちを収めた。高三最後の大会とあって、序盤から気持ちも乗っていた。さすがの試合だった。

バンタム級 2回戦

吉見武久(高三) VS 島本城大朗選手(武相) 2対1のポイント勝ち

相手はサウスポーの武相の2年生。接近戦に強く油断できない相手であり、吉見としては近寄らせずに自分に距離で試合を展開したいところだったが、1ラウンド目のはじめから相手が入ってくるところにパンチを合わせ、自分のペースで試合を進めた。2ラウンド目途中からやや足が止まる場面があったが、3ラウンド目後半まで気持ちを切らさずにパンチを出し続け、勝利をつかんだ。気持ちの入った好試合だった。

バンタム級 2回戦

橿渕遼太(高三) VS 和光武選手(大和東) 3対0のポイント勝ち

橿渕は自分からジャブやワンツーを打ち、ジャブなどでヒットを奪うが、その後相手との距離がつまり過ぎてしまい、なかなか自分のペースにすることができない。和光選手が距離をつめてプッシュしてくるのもあるが、橿渕も自分から距離をつめてしまう場面もあり、もっと中間距離でしっかりパンチを見ながら、自身のパンチを出して攻勢にもっていきたいところ。3ラウンド目になってやっと逃げずに距離をつめないで打ち合う場面が見られた。これを1ラウンド目からやってほしい。次戦、同士討ちとなるが、この気持ちでしっかりと戦っていこう。

ライト級 2回戦

松村和弥(高三) VS 恩田佳明(高一) 3対0で松村のポイント勝ち

本校ボクシング部同士の対戦。昨年インターハイ出場を果たした3年生の松村に対し、1年生で前日がデビュー戦の恩田。残念ながら実力差ははっきりしているので、早いラウンドでの決着になってしまうかとも思われたが、恩田はがんばった。実戦も経験し次第に慣れてきたのか、いい距離でワンツーも出せており、松村が余裕をもってよけられないパンチもあった。結果は3対0のポイントで松村の勝利となったが、恩田にも収穫のあった試合だった。今大会での恩田の成長には目を瞠るものがあった。今後も今まで同様練習に励んでいこう。

6/16(土)

フライ級 準決勝

米山太葵(高三) VS 飯田竜斗選手(武相) 2対1のポイント負け

相手は武相の3年生。お互いインターハイをかけてどちらも負けたら引退の試合である。たち上がりから飯田選手が積極的に仕掛け、米山は守勢に回った。その後、1ラウンド目はなかなか米山も手数が出ずに、相手にラウンドをとられたか。2ラウンド目から米山も徐々に動きがよくなり、ワンツーなどで明確なヒットを奪う場面が増える。しかし相手のパンチもあたっており、見ようによってはどちらにもとれるラウンドだったか。3ラウンド目は米山が攻勢に回る場面が増え、米山のヒットが上回ったように見えた。米山のラウンドか。今までさまざまな大会や練習会などでともに高校3年までやってきた選手同士の戦いだったが、判定は2対1。僅差で飯田選手の手が上がった。両者ともによくがんばったと思う。米山はこの試合で引退となった。部長としてこの1年間、責任をもって部を率いてくれた。練習メニューなども部員たちで話し合って決めてきたが、その先導役として申し分のない統率力を見せてくれた。本当にありがとう。中1からここまで本当にお疲れさまでした。

バンタム級 準決勝

吉見武久(高三) VS 橿渕遼太(高三) 橿渕のWO勝ち

吉見のけがのために橿渕のWO勝ちとなった。吉見もこの試合で引退となった。腰痛に苦しみ、一時は練習できない時期もあったが、そんな時も部活を休むことなく部員たちはじめボクシング部全体のフォローをしてくれた。この姿勢を後輩たちも見習ってほしい。復帰後も練習に励んで最後は本当に強くなった。今まで本当によくやってきた。お疲れさまでした。

ライト級 準決勝

松村和弥(高三) VS 田村隆希選手(新栄) 2対1のポイント勝ち

サウスポーの田村選手に対して、序盤は攻めあぐねて、相手のパンチをもらう場面もあった。2ラウンド目以降次第に松村のペースに。得意の右ストレートの強打で相手のガードをこじ開ける場面もあり、着実にダメージを与えていった。しかし、いらないパンチをもらう場面もあり、もったいない印象もある。せっかくいいパンチを当てていても場合によってはそれで帳消しにされてしまう。落ち着いて相手のパンチをきちんと見極めていきたいところ。ただ気持ちの感じられる好試合だった。

6/17(日)

バンタム級 決勝

橿渕遼太(高三) VS 和田暉元選手(横浜総合) 2対1のポイント勝ち

和田選手はリーチも長く、パンチも強い選手で、いかに橿渕が自分の距離でパンチを出すことができるかがポイントになると思われたが、橿渕は序盤から積極的にパンチを出して攻めの姿勢を見せた。橿渕のパンチも当たっているが、和田選手のパンチも当たっており、有効打の数では明確な差がない展開の中で、橿渕も和田選手も気持ちを出してがんばった。特に橿渕は、以前はパンチを怖がって、パンチの届く距離での攻防に腰が引ける時もあったが、そんなこともなく勇気をもってパンチを出し続けた。どちらの手が挙がってもおかしくない試合内容だと思われたが、結果は橿渕が2対1の僅差で勝利をつかんだ。気持ちでつかんだ勝利だと思う。中1から入部し、いままで苦しんだ時期もあったが、最後に栄冠をつかんだ。この気持ちを忘れずにインターハイでもがんばってほしい。本当におめでとう。

ライト級 決勝

松村和弥(高三) VS 久野智輝選手(高三) 2対1のポイント負け

相手は武相高校の3年生。お互い負けたら引退である。サウスポーのアウトボクサーだが、序盤から積極的に打ち合いに来た。松村は立ち上がりは少し力が入ったのか、力んでるように見え、距離も少し近すぎた。1ラウンド目は打ち合いの中でパンチをもらう場面もあり、両者パンチは当たっているが、久野選手にとられたか。2ラウンド目、距離もあってきて次第に松村のペースになっていく。流れの中でダウンも奪い、優勢に試合を進めたように見えた。3ラウンド目は久野選手も必死の気持ちを出しての攻防となり、明確なヒット数の差は認められず、どちらについてもおかしくないラウンドだった。ただ、松村も久野選手も気持ちを前面に出して手を出し、死力を尽くした。特に松村は、体重調整に苦しみながらも練習中人一倍声を出して、自分を追い込んで練習に励んできた、その思いをぶつけたラウンドだったと思う。判定は2対1で相手選手に。無念の敗退となった。副部長として1年間その気合いと気持ちの強さで部を引っ張ってきてくれた。追い込んで練習に励む姿は他の部員たちの模範だった。本当にありがとう。この敗退を糧にして次の目標に向けてがんばってほしい。

大会結果

米山太葵  フライ級 3位

吉見武久  バンタム級 3位

橿渕遼太  バンタム級 優勝

松村和弥  ライト級 2位

優勝した橿渕が8月に岐阜で行われるインターハイの出場権を得ました。

すでに関東大会で出場権を得ているウェルター級の竹ノ内尊行(高二)と2名が本校からインターハイに出場します。

学校対抗の部

準優勝(18ポイント)

今大会終了をもって代替わりとなり、高校3年生でこの後上位大会への出場のない者は引退となりました。

今大会にはけがなどで出場しませんでしたが、今大会出場選手の4名に加え、金古悠希と高木幹もこれで引退となります。

二人とも中1からボクシング部に入部し、いろいろありましたが、最後までボクシング部員として全うすることができました。この学年と5年余にわたって活動をともにできて本当によかった。顧問としても感謝の思いです。

今後は新体制で、高い目標に向かってより一層精進してまいりたいと思います。

今後とも応援よろしくお願いいたします。

お世話になった皆さま、ありがとうございました。

(文責 顧問)