ブログ 教養講座「一神教を信仰するとはどういうことか」第2日目をふりかえって

教養講座「一神教を信仰するとはどういうことか」第2日目をふりかえって

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図書館が主催する夏休み前の教養講座、「一神教を信仰するとはどういうことか」の第2日目を、7月16日(火)に実施しました。

先だって訪問したイスラム教のモスク「東京ジャーミイ」とカトリック教会「東京カテドラル関口教会」で気づいたことや考えたことを中心に、生徒自身の司会進行の中でディスカッションを行いました。

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はじめに、モスクと教会の特徴を比較することを通して、イスラム教とキリスト教の相違点を洗い出すと同時に、一神教としての共通点があるかどうかを検討しました。「参加前に抱いていたイメージとは真逆で、イスラム教の方がアットホームな雰囲気があったのに対して、キリスト教は"神聖な雰囲気"を強く感じて"固い"印象を受けた」という意見や、世俗との関わり方(イスラム教は聖と俗が混合しているのに対し、キリスト教は聖俗が明確に分離している印象がある)についての意見が出されるなど、最初から白熱した議論がなされました。どちらの宗教にもある種の「型(礼拝の作法であったり、様々な宗教儀礼であったり)」があるという点から、「目に見ることのできない"神"」を信仰する一神教としての共通点を見出すことができたのも大きな発見だったのではないでしょうか。

ディスカッションは「一神教と多神教の比較」にも発展し、日本でなじみのある仏教や神道だけでなく、ギリシア神話の神々にも話が及ぶなど、約3時間にわたって大きな盛り上がりを見せ、参加した生徒たちも満足してくれたようです。

二つの宗教を客観的な視点から比較することを通して、他者理解の重要性にも目を向けることができ、非常に有意義な時間を持つことができました。

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今後も図書館では生徒のニーズも踏まえながら、これからの社会で活躍するために求められている「考え方」や「ものの見方」を提供できるような取り組みを続けていきます。

(文責:図書館司書教諭)