ブログ 令和元年度神奈川県高等学校ボクシング新人大会および令和元年度第9回関東UJボクシング大会県予選会結果報告

令和元年度神奈川県高等学校ボクシング新人大会および令和元年度第9回関東UJボクシング大会県予選会結果報告

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IMG_3065.JPG10/27(日)、11/3日(日)、4日(月)の3日間にわたって、神奈川県高等学校ボクシング新人大会と関東UJボクシング大会県予選会が浅野学園ボクシング場にて同時に開催され、本校ボクシング部から高校新人戦に4名、UJ県予選に3名の選手が出場しました。

〇試合結果と寸評

10/27(日)

高校新人戦

フライ級1回戦

栗原颯太(高二)VS北村明義選手(鎌倉学園)WO勝ち

相手選手が棄権したため、WO勝ちでした。

バンタム級1回戦

齋藤奨(高一)VS石塚大翔選手(横浜サイエンスフロンティア)2対1のポイント勝ち

パンチのスピードもあり手数を出してくる相手に1ラウンド目は劣勢だったが、2ラウンド目以降粘り強く手を出して盛り返した。3ラウンド目は気力で最後まで力を出し切り、勝利をもぎ取った。2ラウンド目以降も諦めずにがんばって引き寄せた勝利だといえる。公式戦初勝利を飾ることができた。

ライトウェルター級1回戦

泉和志(高二)VS鷹島蓮選手(鎌倉学園)3対0のポイント負け

相手はキレのある右ストレートが武器の選手。泉もスピードと威力のあるストレートパンチを持つので、先にストレートパンチを当てていくか、相手の右を外して攻めの形を作っていくかしていきたかったところだが、なかなか思うような距離にすることができなかった。それは相手も同じだが、くっついて接近戦になる時間が多すぎた。泉は気力をもって手数も出していたしパンチも当てていたが、印象的なパンチに乏しく、接近戦でごちゃごちゃやっている印象でポイントにはなりづらかった。ときおり入った相手の見栄えのよいパンチによってポイントは決したと思われる。自分の得意距離でしっかりと威力のあるパンチを出していきたい。そして連打につなげていくような展開にできるようになれば十分に上を狙えるだけのものを持っていると思う。すこし怪我で練習を離れた時期もあって今回苦しかったと思うが、次戦に向けてがんばってほしい。

11/3(日)

UJ関東予選

中学生45kg級準決勝

西村寧央(中3)VS山口健心選手(田中ジム)RSC負け

相手はUJでキャリアを積んでいる強豪選手。対する西村はこれが3戦目。手数を出しながら前へ出てくる相手に対して、下を向いてブロックする時間が多くなってしまった。もっといつものように足を使って適時打を放つ本来のボクシングを見せてほしかった。2ラウンド目の前半に、下を向かずに応戦し、いいパンチも当てる時間帯もあった。下を向かずにきちんと相手を見て本来のボクシングをできれば、今回の結果ほどの差はなかったとは思う。これも経験の差か。一戦一戦をいい経験にして次の目標に向かってがんばっていこう。

中学生48kg級準決勝

金子悠生(中3)VS遠藤龍匠選手(K&Wジム)ABD負け

相手はUJでも全国大会常連の強豪選手。金子はこれが2戦目だった。金子は序盤から足を使って先にパンチを出し、積極的に試合を進めようとした。が、相手のうまさが上回りクリーンヒットをもらってダウン。そのままタオル投入でABD負けとなった。ただ、強豪選手相手に積極的に攻めようとした姿勢は評価できる。今後につながると思う。ただ、やはり実戦経験の少なさゆえか、しっかり相手を見て動いたり、パンチを出したりできているとはいいがたい。もっと落ち着いて相手を見ながら試合を展開できるようになっていくとよい。またうわずると構えやフォームも崩れがちになるので、その点も改善したい。ただ実戦に対する気構えや積極性はよいところなので、ここを生かしながら課題を改善していこう。

高校新人戦

フライ級準決勝

栗原颯太(高二)VS戸村龍世選手(武相)3対0のポイント勝ち

相手は接近戦に強いタイプの選手。栗原としてはストレートパンチの間合いで勝負し、そこでポイントを取りたいところ。1ラウンド目の前半から栗原の間合いでいいパンチが決まる。ストレートからの返しのフックも的確に相手を捉えていた。3ラウンド目に少し失速したが、結果は3対0の判定勝ち。関東選抜出場を決めるうれしい勝利をつかんだ。これまでなかなか思うように試合を展開できず勝利を逃すような試合も経験してきたが、一皮むけたと思える勝利だった。相手のパンチを見てそれにきちんと対応することができていた。ただ相手とくっついた間合いの時に動きが止まってしまい、攻めきれなかったり、相手の余計なパンチをもらったりする時間がもったいなかった。もっとアグレッシブに動き、自分の間合いにしてチャンスを作るようにしていきたい。このあたりを修正してこれから勝ち星を重ねてほしいと思う。

バンタム級準決勝

齋藤奨(高一)VS宇対瀬夏壱選手(慶應)2対1のポイント勝ち

まだ実戦経験の浅い齋藤だが、1ラウンド目の序盤からジャブが効果的に決まり、試合をリードすることができた。以前はジャブだけで右ストレートが出ない時もあったが、今回はそんなこともなく、ジャブで自分の間合いにしておきながら、効果的にワンツーにつなげてポイントを取るパンチも打てていた。ただ、相手のパンチに対してのディフェンスが十全であるとはいえず、余計なパンチももらっていた。そのダメージの蓄積もあったのか、2ラウンド目の後半にスタミナが切れて危ない場面もあった。また3ラウンド目はそんな中、何とか気力で最後までやりきった。結果は2対1の判定勝ち。からくも勝利をつかんだ。まだまだ実戦で打つパンチが弱く、また相手の攻撃に対してもろいところがあるので、そのあたりを改善していくとよい。

ライトウェルター級準決勝

恩田佳明(高二)VS河津瑛亮選手(武相)3対0のポイント負け

相手は強豪武相高校のキャプテン。リーチもあり、パンチの切れも威力もある選手だが、以前の対戦で恩田は2対1の判定で勝利している。今回も接戦は予想されるが、恩田としては相手のパンチをかいくぐって自分の間合いにしてから、しつこく手数を出すようにしてポイントを重ね、勝利をものにしたかった。しかし、なかなか恩田の間合いで勝負することができなかった。相手のフットワークのうまさもあったが、入り際や中間距離で相手のパンチをもらいすぎてしまったこともその原因であったと思う。いつもの、相手のパンチをよく見極めてうまいタイミングで間合いに入り込み、中間距離でのパンチの応酬のなかでしつこく手数を出して前に出て攻めていくという得意の型が、今回うまく出し切れなかった。悔しさの残った試合だったと思う。反省すべき点をきちんと見極めたら、気持ちを切り替え、自らの目標を達成すべく、4月の関東予選にむけて十全の準備をしていこう。

11/4(月)

UJ関東予選

中学生54kg級決勝

上田敦士(中3)VS土手裕太選手(武相)RSC勝ち

相手は武相中学の1年生で、お互いに実戦経験の少ない者同士の対戦となった。上田はジャブを打ちながら積極的に攻勢を見せ、RSC勝ちをおさめた。ただ、チャンスなのに前に出なかったり、せっかくいい間合いに持ち込んだのに自分から距離をつめてその間合いをつぶしてしまったりと、まだ実戦に不慣れな部分も目立つ。ストレートパンチのキレはいいので、これから実戦を積んでそのいいパンチを存分に生かせるようになってほしい。

高校新人戦

フライ級決勝

栗原颯太(高二)VS森田雄伍選手(慶應)3対0のポイント負け

相手はサウスポーでいい左ストレートを持っている。1ラウンド目、相手からの右ジャブや左ストレートなどを被弾する場面も目立ち、一方の栗原は明確なポイントを奪えなかった。2ラウンド目以降は気合いを入れ直して、手数を増やし、粘りを見せて、1ラウンド目よりは盛り返していったが、なかなか明確なポイントが奪えず、試合をひっくり返すまでにはいたらなかった。準決勝でもそうだったが、接近した間合いで足がそろって何もできなくなる場面も目立った。もっと相手とくっついている時間を減らしたいし、くっついた時に適時打を放ったり、自分の間合いに持ち込む動きがほしい。ただ、随分とおちついて相手のパンチも見えるようになってきている。課題を克服してこの後の東神戦、関東選抜大会と好成績目指してがんばっていこう。

バンタム級決勝

齋藤奨(高一)VS近藤史弥選手(慶應)ABD負け1R1分35秒

スピードと強打を兼ね備えたサウスポーの相手に対して、序盤積極的に攻め、いい場面もあったが相手のプレッシャーからなかなか踏み込めずにいたところを、相手の猛攻でABD負けとなった。まだ現在の齋藤には強すぎる相手だった。ただ、この経験を生かして今後がんばってほしい。今大会決勝まで進んで、いい経験をしたと思う。東神戦、関東選抜大会にも出場する資格を得た。これらの大会目指してさらに練習を積んでいこう。

〇大会結果

・UJ関東大会出場権獲得

 上田敦士 中学生54kg級優勝

・関東選抜大会出場権獲得

 栗原颯太 フライ級 第2位

 齋藤奨 バンタム級 第2位

・学校対抗の部

 第3位(11ポイント)

〇大会講評

残念ながら、高校新人戦では優勝者を出すことができませんでした。

県内優勝を目指して取り組んできただけに残念でした。

ただ、これからUJ関東、東神戦、関東選抜と出場権を獲得した選手は県外大会が続きます。

これらの大会を経ながら、部としてもレベルアップに取り組み、インターハイへとつながる4月の関東予選では結果を出せるようにがんばっていきたいと思います。

これからも応援よろしくお願いいたします。

お世話になった皆さま、ありがとうございました。

(文責 顧問)