浅野中学校 浅野高等学校

グローバル教育

1

浅野学園のグローバル教育がめざすもの
Goal of the global education in ASANO

本校のグローバル教育は、グローバル社会の中で、“九転十起” ―失敗を恐れずに、あきらめずに何度もチャレンジする精神― をもった人材の育成をめざします。

本校の校訓である“九転十起”は、まさに創立者の浅野總一郎の生涯にふさわしい言葉でもありますが、急速に広がる現代のグローバル化された時代を生きる私たちにとっても、必要不可欠となる精神です。

現代のグローバル社会では、文化や価値観の相違から、協働することの難しい場面に出くわすことが予想されます。さらに、環境問題・戦争や紛争・宇宙開発など一国では解決できない課題や、様々な国の利害の絡み合った複雑な課題にも直面するでしょう。そのような困難な状況にあっても、めげずに創意工夫を重ねて何度も立ち向かっていく人。失敗を恐れず、前に進み続ける人。そうした人材は、グローバル化の進む現代においても求められることは間違いないはずです。

そうしたことから、私たちは“九転十起”という校訓のもと,現代のグローバル社会でも通用する、失敗を恐れないチャレンジ精神をもったグローバル人材の育成をめざします。

2

浅野学園のグローバル教育が育む特質
Characters brought up through the global education in ASANO

“九転十起”という校訓のもと、失敗を恐れないチャレンジ精神を育んだうえで、なおかつグローバル人材として身につけてほしい特質があります。

(1)自分の生まれ育った土地の文化と歴史を認識している

他国の異なる文化・価値観をもった人と分かり合うためには、自分がまず何者であるか、自分の立ち位置はどこにあるかということを常に意識することになります。そのために、身近な地域のことを知り、自分の生まれ育った文化や歴史を学び、それらをふまえて世界中で起きていることを考えていってほしい。本校では、グローバル化した世界で活躍するうえで、まずは自分の軸足がどこに置かれているかをしっかり認識する機会を与えていきます。

(2)異なる価値観・文化を持った人たちと分かり合える

グローバル社会では、自分とは異なる文化・歴史を持った人たちと出くわします。そうした人たちと話し、理解し合うためには、自分あるいは相手の考えを整理するための論理的思考力が欠かせません。いくつもの知識をつないで、整合性のとれた内容にするための論理的思考力を、平素の授業で養っていきます。また、グローバル社会において必要なコミュニケーションの手段の一つが“英語”です。日頃の授業で養われた語学力を実践する場として、英語を使う機会も増やしていきます。

(3)地球規模でものごとを考え、行動し、時としてリーダーとして先導する

グローバル社会では、一国だけの利益を優先した態度では解決することのできない課題に、何度も直面することとなります。国際機関で働くにしろ、海外でのボランティアに参加するにしろ、国家を越えたスケールでの視点や発想が求められます。そうしたことから、他国の人々と協働しながら、地球規模の課題に取り組むための思考力と行動力を、平素の授業や行事を通して育成していきます。

また時として、国籍も言語も文化も慣習も異なる、さまざまなメンバーの集まったチームを、リーダーとして動かすこともあるでしょう。そうした時に、地球規模でものごとを考え、行動することによって、自分を囲む輪の中に自然と他者を引き込んでしまうことのできるリーダーを育成します。

3

浅野学園のグローバル教育の内容
Contents of the global education in ASANO

以上のような特質を持ったグローバル人材を輩出するために、従来からのカリキュラムに加えて、グローバル教育を充実させる取り組みがあります。

1.海外でのアカデミックな研修プログラム

本校ではおもに中3~高2の希望者を対象に、アメリカとイギリスのトップ大学で学ぶプログラムを実施しています。

(1)米国スタンフォード大学でのユースリーダーシップ・プログラム(ISAが主催)
スタンフォード大学のSDGC(Center for Sustainable Development and Global Competitiveness)のコリン教授が開発した、グローバル・リーダーに求められる資質を高めるためのプログラムに参加する研修です。毎年20~30名の高校生(高1・高2が対象)が、夏休みに現地で5日間のハードなプログラムに挑んでいます。高度な英語力だけでなく、高い向学心や熱意が求められます。大学主催のプログラムですから、終了後に修了証を授与され、スタンフォード大学のHPでも紹介されます。スタンフォード大学を直に体験できる刺激的なプログラムです。

(2)英国オックスフォード大学でのリベラルアーツ・プログラム(UTSが主催)
オックスフォードの数あるカレッジの一つ(初年度はジーザス・カレッジ)を会場に、現地で経験豊富な語学学校(CIE Oxford)が主催する、語学と教養を深めるプログラムに参加する研修です。全2週間の日程で、オックスフォードでのホームステイにより日常の英語にふれながら、午前中の授業で英語でのディベートやディスカッションを学びます。午後はオックスフォードの学生とグループワークに取り組み、歴史や芸術などの教養や異文化への理解を深めます。オックスフォードの学生や、時には教授からも直接学ぶことができる有意義なプログラムです。

2.国内でのアカデミックな研修プログラム

(1)校内でのエンパワーメント・プログラム(ISAが主催)
米国トップ大学の学生・院生、30~40名程度を学校に招いて、グローバルな課題に関する議論・発表を行う特別プログラムです。夏期休暇中の5日間、中3・高1の希望者を対象に実施します。ネイティヴのファシリテーターの指導のもと、5~6人の生徒に一人の外国人学生・院生がメンターとして入り、グローバル社会に求められるスキルとマインドを磨きます。英語でのプレゼン力の向上はもちろん、グローバルな問題に対する考えを深め、視野を広げることにつながるプログラムです。

(2)ASANO YISH Academia
横浜市国際学生会館(YISH)にて、市内の大学に在籍している外国人留学生と、定期的に交流会を開いています。彼らとともに、日常的な事柄から時事的な問題まで様々なトピックに関して、英語でのディスカッションを行います。留学生の出身地は欧米・アジア各地からアフリカにまで及んでいるため、多様な文化や価値観をもつ人びとと英語で話し合う、またとない機会となっています。

3.国内での語学トレーニング

(1)短期集中の語学トレーニング
中2を対象として、春休みに英語で会話するレッスンを始める予定です。短期間でも集中的に英語で会話する機会を設けることで、英語で話すことに慣れてもらい、より高次のプログラムにチャレンジできる自信をつけてもらおうというねらいです。日程・形式・内容などは現在検討中です。

(2)ITを活用した語学トレーニング
オンライン上の英語学習システム(Repeatalk)を通して、とりわけ中学生に英語スピーキングの自発的なトレーニングができる環境をととのえました。さらに、英語の授業とも連動させることによって、効果的な英語学習が進められるようにしています。

以上のように、少しずつですがグローバル教育の中身がととのいはじめました。これからも本校は、グローバル教育とは何かを問い続けながら、“九転十起”の精神でさまざまな取り組みにチャレンジする生徒を育んでいきます。

このページのTOPへ

Copyright (C) Asano Junior & Senior high school .All Rights Reserved.