8月1日から3日にかけて、群馬県のみなかみ町で中学1年生の林間学校を実施しました。
新型コロナウイルス流行のため、中1林間学校は3年ぶりの実施です。
8月1日から2日実施の先発組、8月2日から3日実施の後発組とに分かれて密を避けたほか、感染症対策を徹底したうえで行いました。
初日にまず訪問したのは「たくみの里」。
こちらには、木工、竹細工、染め物など、さまざまな作品作りが体験できる工房が集まっています。
生徒達は思い思いに個性的な作品を作っていました。
また、作品作りの後にはのどやかな里内の散策も行いました。
そして夜には、「地方でしかできない仕事」をテーマとした講話を聴きました。
講演者は、みなかみで45年も狩猟を続けている高柳盛芳さんと、アドベンチャーレーサーとして世界で活躍する田中正人さんです。
生徒達は、それぞれ希望する講演者のお話をうかがいました。
どちらのお話も非常に情熱的かつ刺激的で、都会での生活では想像もできないような実体験、そしてそこから得られた学びについて話していただきました。
生徒達は熱心にメモを取りながら講話に聴き入り、質問の時間も盛り上がりました。
2日目は、まずは「日本一のモグラ駅」という土合駅を見学しました。
ホームと駅舎の標高差はなんと70m!
462段の階段を使っての往復です。
地下深くのホームの涼しさと、階段を駆け上がる生徒の体力には驚かされました。
土合駅見学の次は、谷川岳でトレッキングを行いました。
一の倉沢との往復のコースで、昼食をはさんで3時間半ほどの行程です。
生徒達はガイドさんのお話に熱心に耳を傾け、普段見られない植物や虫、動物の痕跡(フンやクマの爪痕も!)などに目を輝かせていました。
また、一の倉沢の水の冷たさは驚きであったようです。
中1林間学校は例年であれば2泊3日で行うところ、今年は感染症対策の関係で1泊2日となってしましました。
しかし、教室では得られない様々な体験と学びの場となりました。
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