オックスフォード研修の第1週目が過ぎ、8月12日(土)は、専用車に乗り込み、全員でロンドン・ツアーに出かけました。ロンドンで、生徒が最初に大きく反応したのは、車窓から、BAKER STREET(ベイカー街)の標識が見えたところでした。「名前はよく聞いていたが、それが実際に目の前にある」という素直な驚きだったようです。
下車後、バッキンガム宮殿の前で集合写真を撮影しました。その後は、すぐ自由行動となるグループと、グリニッジに行くグループに分かれました(グリニッジの様子は、写真でご覧ください)。
自由行動グループは、ウェストミンスター寺院を見学したり、トラファルガー広場、ナショナル・ギャラリーで過ごした生徒がいました。全体の再集合場所が大英博物館前でしたので、最後は皆がそちらの見学をしました。
続いて、8月13日(日)は、終日自由行動日でした。自分たちで作成した行動計画をもとに、ロンドンを再訪したり、世界遺産のブレナム宮殿を訪問するなどしました。
それから、第2週目に入り、8月14日(月)放課後は、歴史学者のRobert Evans先生(オックスフォード大学オリオル・カレッジ名誉教授)をお招きし、オックスフォードの歴史・文化について講義をしていただきました。広範かつ高度な内容でしたが、生徒たちは活発に質問もしていました。
8月16日(水)は、研修中に誕生日を迎える生徒2名に、サプライズでバースデーケーキを用意しました(後で切り分け、生徒たちで食べました)。
その後、全員でクライストチャーチ・カレッジを見学しました。このカレッジは、ハリー・ポッターシリーズの映画のロケ地・モデル地の一つとして有名ですが、むしろ、研修場所のジーザス・カレッジと比べて相対化できるという意味でも、複数のカレッジを見て回ることは研修を深化することにつながります(カレッジ見学については、時間帯の制限、有料/無料など、さまざまな違いに注意する必要があります。これらが不統一なのは、各カレッジが誇る独立性・自治の反映であると見て取れます)。
さて、生徒の多くは、映画のシーンを思い浮かべながら、ホール(食堂として日々使われています)に向かう階段を登っていたようです(撮影者は、ホグワーツの先生のつもりで、待ち構えていました)。
他の掲載写真は、ホールの中のもの(左下の肖像画が、このカレッジで学び、教えた数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン(『不思議の国のアリス』の作者ルイス・キャロル)です)、それからトム・タワーと中庭を背景にしたものです。
クライストチャーチ・カレッジで充実した時間を過ごした生徒たちですが、その後はジーザス・カレッジに戻り、ケーキを食べ、再びプロジェクト・ワークに取り組みました(これまでの調査・議論をもとに、プレゼンテーションに向けた、スライド作りなどをしております)。
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