2週間にわたったオックスフォード研修ですが、8月18日(金)ジーザス・カレッジにて、CIE-Oxfordの先生方やオックスフォード大学のコンパニオンが見守る中、プロジェクトワークの最終プレゼンテーションが実施されました(プロジェクトワークは、多文化主義、歴史、建築、文学を主たるテーマとして、6つの班に分かれ、コンパニオンと協力して調査を進めてきました)。
各グループの発表で強く印象に残ったのは、オックスフォードの街中や博物館における観察・探究、ときに街角インタビューなどからも得た情報を活用して、スライドの内容を充実させ、豊かな内容のプレゼンを展開していたことでした。単なる事実・知識の羅列にとどまらず、オックスフォードの重層的な歴史に根ざした知の考察を進めることができたものと思います。
プレゼン後、CIE-Oxfordから「修了証」が贈呈され、ジョン・ハドソン校長先生を囲んで、集合写真を撮影しました。充実感に満ちた生徒たちの顔は、みずみずしく輝いておりました。
その後、8月19日(土)は最後の自由行動日を過ごし、8月20日(日)オックスフォードを後にし、ヒースロー空港へと向かいました。オックスフォードを発つ際には、2週間お世話になったホストファミリーと生徒との別れの場面もありました。生徒たちが、日本と異なる環境を大いに生かし、学び続けてくれたことを改めて実感しました。
8月21日(月)夕刻、羽田空港へと無事に帰着しました。多くのご家族に迎えられた生徒たちは、ほっと一安心という様子でした。研修中、イギリスへと送り出してくださったご家族への感謝を口にする生徒も多く、またいっそう絆が深まったのではないかと拝察しました。
さて、2019年夏に実施して以来、コロナ禍を経て、4年ぶりとなる海外研修を無事に遂行することができました。今回参加した生徒諸君はもちろん、研修の様子などから刺激を受けた生徒諸君も、グローバルな視野を持ち、ぜひ学び続けてほしいと思います。
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