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図書館

【清話書林】「『かし恋』講演会 漫画家・編集者の方々をお招きして」を実施しました

投稿日2024/7/11

昨年度から引き続いて、出版業界で働く方々をお迎えしての講演会を企画し、7月10日(水)に表題の講演会を実施しました。

講師は、本校卒業生で北海道大学の獣医学部から集英社の編集者になった高峰洋明さんと、高峰さんが編集者として担当してきた、浅野の校舎をモデルとした男子校で主人公たちが活躍する漫画『かしこい男は恋しかしない』の作者・凹沢みなみ先生のお二人をお招きしました。

高峰さんからは、「漫画の編集者」の仕事の流れをご紹介頂きました。
生徒にとって身近なエンターテインメントのひとつである「漫画」がどのような工程を経てつくられているのか、実際に編集者の方から生のお話を聞くことができました。
普段は目にすることができない「ネーム(漫画の下書きにあたるもの)」も見せていただきました。
さらに、本校の卒業生として、進路選択についてのお話もいただきました。
獣医学部に進学したが、「自分が本当に楽しめること」を追求して編集者の道を選んだという高峰さんのお話は、参加した生徒にとって大いに刺激になったのではないかと思います。

凹沢先生には生徒からの質問にお答えいただく形を取りながら、「絵のプロ」として技術的なアドバイスを頂きました。
どのように練習すれば漫画がうまくなるのか、上手な絵を描くための方法はあるか、という生徒の問いかけに、ご自身が実践されている具体的な方法を教えていただきました。
また、男子校や浅野生へのイメージからご自身の高校生時代の思い出までざっくばらんに語って頂きました。
作品執筆の原点にもなっている(と思われる)凹沢先生の熱い語りに、生徒たちが引き込まれている様子が印象的でした。

講演会後には、サインにも快く応じていただき、多くの生徒が単行本を手に列をつくっていました。
一人ひとりにメッセージまで頂き、生徒だけでなく図書館や教職員もサインを頂戴しました。

 

改めまして、お忙しい中ご講演頂きました凹沢先生と高峰さんには、この場をお借りして御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。

これからも、本校図書館では『かしこい男は恋しかしない』を心より応援しています。

是非、皆様もご一読ください。
こちら】から、ジャンプ+のサイトで第1話からご覧いただけます。

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