グローバル

日にちが経つのは早いもので、オックスフォード研修も第一週目が終了しました。
8月10日(土)は教室を離れ、専用車に乗り込みロンドン・ツアーに出かけました。

バッキンガム宮殿の近くでバスを降り、宮殿をバックに集合写真を撮影しました。その後は、ウェストミンスター寺院、ビックベン、ダウニング・ストリート、ホースガーズなどを見てまわりました。時間の都合上、どこも中に入って見学する時間はなかったのですが、短時間で多くの名所を見ることができました。その後はバスでロンドン塔の近くまで移動し、1時間ほどの自由時間をとりました。ロンドン塔を見ながら昼食をとる生徒もいれば、タワーブリッジまで足を延ばす生徒もいました。

続いて、大英博物館に移動し、2時間強の自由時間をとりました。大英博物館は世界一のミュージアムともいわれていて、2時間ではとても回りきれません。生徒はすでに入る前から「とりあえずロゼッタストーンを見て、それから…」「パルテノン神殿の彫刻は絶対見たいから…」などと計画を立てている様子でした。大英博物館からバスに乗車し、18時過ぎにオックスフォードに到着しました。かなりの強行軍で生徒諸君はかなり疲れた様子でしたが、同時に満足そうな様子もうかがえました。

8月11日(日)はオックスフォードのウォーキングツアーを実施し、2名のガイドさんにオックスフォードを案内してもらいました。最高気温28度とオックスフォードにしては暑い一日でしたが、日本とは違い湿度が低いため、暑いと同時に涼しくもある、そんな陽気でした。ジーザス・カレッジを出発し、映画『ハリーポッター』に登場する場所や、アインシュタインにゆかりのある科学史博物館、さらにジーザス・カレッジの周辺にあるいくつかのカレッジを見てまわりました。

オックスフォードの中心街には様々な建築様式の建物があります。カレッジを出てあたりを見渡せば、テーマ・レッスンで学んだゴシック建築や新古典主義建築の特徴がいくつも目に飛び込んできます。ボドリアン図書館を見学している際には、図書館の建築様式について熱心にガイドさんに（当然英語で）尋ねる生徒の姿がありました。

せっかくオックスフォードに来ても、ただ英語を聞いているだけでは自らの成長にはつながりません。生徒諸君には、自分の殻に閉じこもるのではなく、勇気をもってどんどん英語を使ってほしいと思います。あと一週間で彼らがどれだけ成長できるのか、とても楽しみです。