今年も全日本高校模擬国連大会に、ディベート部の高2・高1のペアが出場しました。この大会は毎年11月に開催され、東京・青山の国連大学で開催されます(11/11・11/12)。
今年の議題は「ロシアの侵略に起因するウクライナの⼈権状況」という、今も続いているウクライナとロシアの戦争を背景としたものです。昨年の3月の時点での討議という設定となってはいるものの、現在進行形の出来事において、「人権」という重いテーマを討議し、交渉することは、多感な高校生にとってとても有意義な二日間となったようです。
本校は、カタール大使の藤木惺也君(高二)・深尾龍伽君(高二)、ベネズエラ大使の
難波壮太君(高一)・高橋至君(高一)の4名の参加です。両ペアとも事前に外務省やそれぞれの大使館を訪問し、徹底したリサーチに努めて会議に臨みました。
会議では、他の大使との交渉を重ねて、決議案の作成をリードするなど存在感を示すことができましたが、ロシアに対するスタンスのちがいという溝を埋めるのは難しく、参加国のだれもが納得のいく決議とはなりませんでした。
とはいえ、この経験を活かして、今後も模擬国連や各種の活動に積極的に参加してくれることを期待しています。また、2月には本校を会場に、彼らが議事進行役を務める模擬国連会議も予定しています。
copyright Asano Junior High School. and Senior High School.