令和6年度 全国高等学校総合文化祭・岐阜大会 優秀作品展示が、
昨年12月25日(水)~27日(金)に、埼玉県さいたま市にある”市民会館おおみや”にて行われ、
本校書道部の成瀬一輝君(高二)の作品が展示されました。
(成瀬君の作品は、昨年8月に行われた全国高総文祭で「特別賞」を受賞しています。)
岐阜県での全国大会とは異なりとても落ち着いた展示会場で、作品の見え方もずいぶん違うように思いました。
12月25日には展示に合わせて作品講評会が行われ、講師の先生より丁寧なご講評をいただきました。
成瀬君の作品は「李嶠詩」を臨書したものですが、原本は平安初期の書写で嵯峨天皇の筆と伝えられるものです。
繊細で力強さのある多彩な筆使いが魅力的な日本の書の名品ですが、
その良さをきちんと解釈しながら臨書できている、といったお褒めのお言葉をいただきました。
成瀬君はこれで書道部の活動は引退を迎えましたが、
高校生の持つエネルギーを最大限に注ぎ、一筆一筆に力のこもった、気品あふれる立派な作品を残してくれました。
この後ようやく作品が学校に戻ってきますので、今後は校内に展示する予定です。
学校にお越しの際には、ぜひじっくりとご覧いただきたいと思います。
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