洗足学園で開催されたジャパンメトロポリタン模擬国連(JMMUN)に、ディベート部の久保田義弘君(高3)と中田侑之介君(高3)が参加し、ハイレベルの上級者議場で最優秀賞を受賞しました。
10年目をむかえたこの会議は、国内外から英語を話す中高生を集め、すべて英語を使用して討議・交渉が行われるインターナショナルな催しです。今回は、カナダ・中国・ジョージア・モンゴル・タイ・米国など12か国から400名を超える参加者があったそうです。
本校の2名が参加したのは、「Advanced」という上級者レベルの議場で、United Nations Development Programme(国連開発計画)の設定です。参加した二人のコメントを紹介します。
久保田君:
今回の会議は英語会議の中でも特にネイティブの参加率が高く、いわゆる日本での模擬国連の常識の全く通用しない大会でした。初日からグループという概念に固執せず、自分の国益に近いと思った大使のところへ各自が思い思いに働きかけるので、彼らをまとめたり、議論を整理するのに四苦八苦しました。その反面、日本の模擬国連よりも各大使の提案する政策の濃度が濃く、まるでディベートをしているような高度な話し合いに驚かされました。
中田君:
何より自分の中で憧れていた、世界中の人々との出会いがとても印象的でした。この会議で得た様々な経験と反省を活かし、またそれらを自分の糧にしてニューヨークでの世界大会に繋げていきたいと思います。
二人は、4月末にニューヨークで開催される模擬国連の国際大会に参加することが決まっています。この経験を活かして、国際大会でも満足のいく結果を残してほしいと思います。
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