【高二医学部志望者勉強会(1)】
1/15(土)高校二年の医学部志望者を対象に「第1回医学部志望者勉強会」を開催しました。
今回は「終末期医療ってなに?」をテーマに、本校89期卒業生の梅沢義貴先生に授業を行っていただきました。
愛知県で総合診療科医として幅広い患者さんに向き合っている梅沢先生は多くの看取りもされてきました。
その中には余命を知りたくないという患者さんもいれば、絶対入院したくないという患者さんもいます。
また新型コロナの罹患によってある日突然挿管されてしまい、自分の気持ちをうまく伝えられないまま、旅立ってしまった患者さんもいたそうです。
「それぞれの患者さんが少しでも笑って生涯を終えることができるようにしたい」とお話しされる先生が印象的でした。
終末期のトータルペイン(全人的苦痛)をいますぐにイメージすることは難しいかもしれませんが、
家族とのACP(Advance Care Planning人生会議)に挑戦したり、いろいろな立場の人との交流を図ったりして、
少しずつ人の痛みを理解できる医師に近づいてくれることを望みます。
梅沢先生、お忙しい中本当にありがとうございました。
次回(第2回)の勉強会は、1/29土)に開催の予定です。
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