先週に続き、教養講座「沖縄返還50周年 沖縄と琉球を学ぶ」の2回目を、10月29日(土)に図書館「清話書林」で開催しました。
はじめに、明治期の沖縄県が日本のなかでどのような立場であったかを、当時の新聞記事などの資料をもとに考察したのち、沖縄戦の概要をニュース映像などの動画資料も参考に学習しました。
アメリカ軍(連合軍)がどのような攻撃をしてきたか、戦禍に見舞われた沖縄の一般市民がどのような犠牲を強いられたか、通常の授業では語られない沖縄戦の真相にせまる内容に、参加した生徒は圧倒されていました。
参加した生徒からは
「今までは教科書上のみの知識しか知らなかったが、実際の写真や動画などを見ることができてより興味が深まりました。表面的な知識から、詳しい軍事内容や住民の生活などについて知ることができてよかったです。」
「今まで曖昧だった沖縄戦をより深く知れたと思った。前回(第一回)では知ることができなかった沖縄の負の歴史を知り、今まで以上に戦争や当時の日本の愚かさや悲しさがあることを理解できたのがよかった」
といった感想が寄せられました。
次回は、身近な沖縄を感じるために、鶴見の沖縄タウンを訪れるフィールドワークを行います。
興味のある人は、ぜひ一緒にたずねてみましょう。
申し込み・詳細は図書館(司書教諭)まで問い合わせてください。
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