教養講座「沖縄返還50周年 沖縄と琉球を学ぶ」の3回シリーズも、いよいよ最終回を迎えました。
第3回目は、「鶴見の沖縄タウンを散策して身近な沖縄を体感する」というテーマです。
浅野学園から一駅で行ける、鶴見の街に残る「沖縄タウン」でフィールドワークを行いました。
この地域は、本校創立者の浅野總一郎も関わった京浜工業地帯の開発に際して、沖縄から移住してきた方々が多く住んでいるところです。
「おきなわ物産センター」では、沖縄のお土産や食べ物を購入することができます。
近年は、沖縄の文化や芸能を体感することができる「ウチナー祭」が開催されています。
また、沖縄以外でも南米など外国からの移住者の方々も多く暮らしていて、国際的な雰囲気のただよう街並みを、1時間ほど散策しました。
参加した生徒は、これまでの講座の知識や理解もふまえ、日常の授業だけでは味わえない、「場」の空気を体感することができたようです。
もちろん最後に訪れた「ウチナー祭」も楽しんでいました。
この講座を通して、だれもが「沖縄」に行ってみたいという思いを強くしたようです。
参加した生徒からは、
「文化体験や歴史的背景という視点で学べた今回の講座は非常に有意義だと思った。
多視点で沖縄を見つめることで、新しい知識や発見で理解を深めることができた。」
「沖縄の負の歴史や現在の文化を、より深く知ることができて良かった。」
「全3回のそれぞれの講座が細かい部分でも繋がっていて、とても意義のある講座だったと思う。
沖縄の現地に行けなかったのは残念だが、近場へ行ったからこそ学べたこともあり、参加して良かった。」
といった感想が寄せられました。
次回、またこのテーマを取り上げることがあれば、沖縄への「スタディー・ツアー」を企画してもいいかな、と感じています。
文責:教養講座担当者
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