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学校

【高校二年生】4泊5日の研修旅行が終了しました(6/14)。

投稿日2024/6/20

この研修では、本校で初めて「観光人プログラム」という取り組みにチャレンジしました。
このプログラムは、現地に根差したさまざまな職種に従事する方々の職場を訪れ、その職業を通じての生きがいや、楽しさ・苦労などを聞いたり、対話したりするものです。
鹿児島・長崎のいずれの観光人も、その方がどのように職業を選び、どういう経緯でその地域に関わることとなったのか、その地域に対する思いなどを語ってくださいました。
普段あまり接する機会のない「大人」から学ぶことは、首都圏の高校生にとってよい刺激となったようです。
南九州コースは2日目、北九州コースは4日目のレポートで紹介しています。
※それぞれの様子は、本校FBをご参照ください。 

以下、実行委員の生徒(5日目)の報告です。

<北九州コース>
研修旅行もいよいよ最終日。班によって行き先は違いますが、僕の班は太宰府と吉野ヶ里遺跡へ。太宰府では九州国立博物館へ行った後、菅原道真の天神様に参拝しに行きました。吉野ヶ里遺跡では古代の竪穴式住居が再現されていましたが、火災報知器や自動販売機を備えた竪穴式住居ともなっていて、とても近代的な印象をうけました。福岡空港からのフライトでは、空路の混雑により離陸が若干遅れ、離陸した後、かなりの揺れを味わいましたが、無事に羽田空港へ帰ってきました。

<南九州コース>
最終日、天気は快晴、眼の前には軍艦島。かつては炭鉱業で日本を支えた無機質な人工島であるが、東京にまだ普及していなかったカラーテレビを全員が持っていたというほど、当時の最新技術と様々な施設があった1つの町であったという。かつて不夜城とも言われた島も今では緑が生い茂り、灰色のマンションが立ち並んでいる、そんな威圧的でありつつも、どこか懐かしい光景は日本ではここだけであろうか。しかし、残念ながら船は上陸できなかった。波がうねって桟橋が架けられなかったのだ。軍艦島に入れなかったのが唯一の心残りである。こうしてこの日の班別行動も終わり、羽田に帰ってきた。短い間だったが楽しく、忙しい研修旅行であった。

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