ディベート部の久保田義弘君(高3)と中田侑之介君(高3)の二人が出場する模擬国連国際大会(NYで開催)が終了しました。
この3日間、WIPO(世界知的所有権機関)の議場で、二人はデンマーク大使として議題に関する討議と交渉を行いました。
※議題: Global Intellectual Property Rights in the Age of 3D Printing and Biotechnology
英語がネイティヴで話される国も含め、世界中から参加した高校生たちと、英語でこの議題を話しあうことはかなりハードルの高い活動です。それでも、事前の準備を周到に進めてのぞんだ二人は、協同できそうな国々をまとめてグループ形成を主導し、リーダー国として決議案を提出して可決させるところまで達成できました。彼らにとって、模擬国連に参加する目標の一つをクリアし、その点では有意義な会議となりました。
また、この会議を通して、外国人の高校生とフレンドリーな関係になれたことは、何よりの成果だったのではないでしょうか。会議終了後、デンマークのプラカードに、親しくなった参加者からサインやメッセージをたくさん書き込んでもらいました。きっと将来、これは、何事にもかえがたい思い出となることでしょう。
渡米前には、WIPOの日本事務所も訪問し、職員の皆様から直に、具体的なWIPOの活動について説明していただいたり、議題に関して質問できたりしたことは大変有益であったようです。WIPO日本事務所の皆様、ありがとうございました。
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